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ボクシング試合中に死亡!?勇敢に戦ったマキシムダダシェフとは?

ボクサーが試合中の負傷が原因で後遺症が残るか最悪、亡くなってしまうことをリング渦と言います。

このリング渦は世界で年間約10人ぐらい起こっています。

 

最初にこのリング渦は重量級と軽量級どちらで多く起こるか分かりますか?

答えは最後に載せておきます!

 

今回はリング渦により最悪な最後をとげたマキシムダダシェフを紹介します。

 

マキシムダダシェフ

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プロフィール

本名:マキシム・カイバハノビッチ・ダダシェフ
生年月日:1990年9月30日
国籍:ロシア


戦績

14戦13勝(11KO)1敗


獲得タイトル

NABF北米スーパーフェザー王座

戦績

2016/04/02 ○1RKO ダーリン・ハンプトン(米)
2016/05/14 ○4RKO ラシャド・ボガール(米)
2016/07/16 ○4RTKO ハソン・ガビーニョ(メキシコ)
2016/10/14 ○6R判定 3-0(60-54、60-54、60-53) エディ・ディアス(米)
2016/11/26 ○2RTKO エフライン・クルス(プエルトリコ)
2017/01/27 ○6RKO ジェローム・ロドリゲス(米)
2017/04/22 ○3RKO ビラル・マハシン(米)
2017/08/05 ○8RKO ホセ・マルルフォ(米)
2017/11/11 ○4RKO クラレンス・ブース(米)
2018/03/10 ○5RTKO アブディエル・ラミレス(メキシコ)
■NABF北米スーパーフェザー級王座決定戦
2018/06/09 ○10RTKO ダルレイス・ペレス(コロンビア)
※NABF北米スーパーフェザー王座獲得
■NABF北米スーパーフェザー級タイトルマッチ
2018/10/20 ○10R判定 3-0(97-93、96-94、98-92) アントニオ・デマルコ(メキシコ)
※NABF北米スーパーフェザー王座防衛①
2019/03/23 ○4RKO リッキー・シスムンド(比)
2019/07/19 ●11R棄権 サブリエル・マティアス(プエルトリコ)
 

勇敢に戦ったマキシムダダシェフとは?

プロデビューから破竹の連勝を11戦目の時にはWBCライト級で世界チャンピョンになっており、防衛をかけた13戦目の対戦相手はサブリエルマシアス。

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試合は序盤から両者一歩も譲らない激しい撃ち合い。

しかし9ラウンド目に異変が起こり始める。

少しパンチを貰いすぎていないか?

とダダシェフのセコンドのマクガードはそう思った。

ダダシェフは手数で勝負、お互い残りのスタミナを振り絞って激しい撃ち合い。

そして運命の11ラウンドダダシェフの動きがかなり精彩をかき始めた、明らかにふらついている。

そして11ラウンド終了後にタオルが投げられた。

これ以上は続行できないとマクガードの正しい判断だった。

これがダダシェフにとって最初で最後の敗北になる。

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試合直後、ダダシェフはロッカールームまで自分で戻れなかった。

なんと嘔吐して意識を失ったのだ。

そのまますぐに病院に運ばれ、硬膜下血腫と診断された。

(硬膜下血腫とは脳の損傷により血液が少しづつだまり後遺症や認知症、最悪死に至るもの)

試合から4日後、ダダシェフは28歳の若さで亡くなった。

ロシアボクシング連盟はダダシェフの死を重く受け止め残された妻と子に財政的に支援することになった。

 

答え

答えは軽量級!

理由は重量級はパンチが重いのでKO率が高く試合も軽量級より早く終わることが多いです。

反対に軽量級は試合が長引きKO率も低いのでパンチを貰い続けて脳へのダメージが残るから。

 

最後に

年間約10人がリング渦の被害にあっていいるもちろん格闘技においては仕方ないことなのかもしれないが、よくレフェリーの止めるのが早かったことに対して暴言やクレームをしている人がいるがこういったことも起こっているのも事実なので早めに危ないと思ったら止めるようにしてもらいたい。

 

最後まで見てくださりありがとうございました。

 

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