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【ボクシング】歴代最強のヘビー級戦士?タイソン・フューリーについてまとめてみた

今回は元WBAスーパーIBFWBO世界ヘビー級統一王者、で現WBC世界ヘビー級王者のタイソン・フューリーについてまとめていきたいと思います。

 

タイソン・フューリー

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プロフィール

本名:タイソン・ルーク・フューリー

通称:Gypsy King、The Furious One(激怒する奴)、2 Fast

階級:ヘビー級

身長:206cm

リーチ:216cm

国籍:イギリス

誕生日:1988年8月12日

スタイル:オーソドックス

 

戦績

  • アマ:31勝4敗
  • プロ:31勝(22KO)0敗1引き分け

 

獲得タイトル

 

動画

www.youtube.com

 

ファイトスタイル

巨人であり巨体、信じられないほど巧いボディワーク、軽量級の様なボクシングセンス、巨体に全く似合わないほどスタミナがあり巨体を活かしたクリンチ力もある。

勿論、打たれ強い。

しかし、フューリーはヘビー級の癖にパンチが無く、迫力に乏しく、試合が全く面白く無かったが最近はパンチにも自信を持ち、連打をまとめてKOする事も出来る様になった。

手打ちにみえる迫力の無いパンチは逆に非常に避けづらく柔軟にまとめてくる。

あの巨体だ、手打ちでも十分威力がある。

 

来歴

アイリッシュ・トラヴェラーの家系にアイルランド人の両親のもと、6ヵ月半の早産で体重わずか1ポンド(約450グラム)で、イギリスマンチェスターにて生まれる。

医者から長生きはしないだろうと言われ幼少期は病気がちだった。

名前は父親がマイク・タイソンにちなんでつけた。

出自であるジプシーにアイデンティティーを濃く持っており、ジプシーの集会などで非合法のベアナックル・ボクシングの試合を何戦も行っていた。

父親のジョン・フューリーもプロボクシングとベアナックルボクシングの元選手で、幼少の頃からタイソン・フューリーのトレーナーを務めていたが、2011年に喧嘩相手の目をえぐり失明させ、懲役11年の刑で刑務所に服役した。

その後2015年に仮出所してフューリーのチームに復帰したが、この犯罪歴のためにアメリカのビザが許可されず渡航できない。

ウラジミール・クリチコ戦など一時期タイソンのトレーナーに就いていた叔父のピーター・フューリーも、イギリスの犯罪組織の世界で麻薬で一大帝国を築いたことがある人物で10年間刑務所に服役していたことがある。

 

マチュア時代

父親のジョン・フューリーの手ほどきで12歳からボクシングを始めた。

2006年、AIBAユース世界ボクシング選手権で銅メダルを獲得した。

2006年、イギリスの全国選手権でデビッド・プライスに敗れた。

北京オリンピック代表にデビッド・プライスが選出され、フューリーは選考から漏れたことでプロ転向を決めた。

マチュアの戦績は31勝4敗。

 

プロ時代

2008年12月8日、ノッティンガムキャピタルFMアリーナ・ノッティンガムでプロデビュー戦を行い、初回2分14秒TKO勝ちを収めデビュー戦を白星で飾った。

2009年9月11日、エセックス州ブレントウッドのブレントウッド・センター・アリーナでジョン・マクダモットとBBBofCイングランドヘビー級王座決定戦を行い、10回判定勝ちを収め王座獲得に成功した。

2010年6月25日、エセックス州ブレントウッドのブレントウッド・センター・アリーナでジョン・マクダモットとBBBofCイングランドヘビー級王座決定戦を行い、9回1分8秒TKO勝ちを収め9ヵ月ぶりの再戦を制し、王座の再獲得に成功した。

2011年7月23日、ウェンブリー・アリーナBBBofC英国並びにコモンウェルスイギリス連邦ヘビー級王者デレック・チゾラと対戦し、12回3-0(2者が117-112、118-111)の判定勝ちを収めBBBofC王座とコモンウェルス王座の獲得に成功した。

2011年11月12日、トラフォードトラフォード・パークでネベン・パイケッチと対戦し、3回2分44秒TKO勝ちを収め初防衛に成功した。

2012年4月4日、ベルファストオデッセイでマーティン・ローガンとアイルランドヘビー級王座決定戦を行い、5回終了時TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。

2012年7月7日、サマセット州クリーブドンのクリーブドン・ハンド・アリーナでビニー・マダロンとWBOインターコンチネンタルヘビー級王座決定戦を行い、5回1分35秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。

2012年12月1日、ベルファストのオデッセイでケビン・ジョンソンWBC世界ヘビー級挑戦者決定戦決定戦を行い、12回3-0(2者が119-108、119-110)の判定勝ちを収めWBC王座への挑戦権獲得に成功した。

試合後の記者会見でベット・ミドラーの「愛は翼にのって」を歌った。

2013年4月30日、アメリカのニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン・シアタースティーブ・カニンガムと対戦。

IBF世界ヘビー級2位のクブラト・プレフへの挑戦権が懸けられていた。2回に右ロングフックでダウンを奪われあわやストップ負け寸前まで追い詰められ、5回にはホールディングで減点されるも、その後は形勢逆転し最後は右フックでカニンガムを失神させてカウントアウト。

7回2分55秒KOで勝利した。

試合後にリング上でマイクを握りリッキー・バン・シェルトンの「Keep it between the lines」を歌った。

2013年9月28日にデビッド・ヘイとの対戦が決定していたが、ヘイが試合一週間前にスパーリングで目尻をカットして試合が2014年2月8日へ延期された。

しかし、ヘイが今度は手術が必要なほどの重傷を右肩に負い、医者から引退勧告を受け試合中止となった。

2014年4月18日、高速道路で渋滞を避けるため緊急車両用の路肩を走行していたところ警察に交通違反で逮捕された。

この際、フューリーは警官に向かって「俺はボクサーで、スーパースターだ、有名人なんだぞ」と言い放った。

2014年7月26日、WBO世界ヘビー級王者ウラジミール・クリチコへの挑戦権を懸けてデレック・チゾラと対戦予定だったが、試合8日前のスパーリング中にチゾラが左拳を骨折し欠場となり、チゾラのスパーリング相手をしていたアレクサンダー・ウスティノフが代わりの対戦相手になることが試合4日前に緊急決定した。

しかし前日計量を終えて、当日リングへ上がるだけとなっていたが、叔父で元トレーナーのヒューイ・フューリーが急病で入院したため、タイソン・フューリーの精神面への影響を考慮したトレーナーのピーター・フューリーが欠場させることを決定し、結局試合は中止されることとなった。

2014年11月22日、エクセル展覧会センターEBU欧州並びにWBOインターナショナルヘビー級王者デレック・チゾラとBBBofC英国ヘビー級王座決定戦とチゾラの保有するタイトルを懸けて再戦し、チゾラの10回終了時棄権によるTKO勝ちを収めEBU王座、WBOインターナショナル王座並びにBBBofC英国王座の獲得に成功した。

この結果WBAはヘビー級4位、WBCはヘビー級5位、IBFはヘビー級3位、WBOはヘビー級1位にランクインした。

試合前の記者会見で「ブルームーン」を歌った。

2015年2月15日、交通違反の裁判があり、フューリーに罰金1000ポンドと減点8点の処分が下されたが、フューリーは下痢を理由に出廷しなかった。

2015年2月28日、O2アリーナでクリスチャン・ハマーと対戦。

ジャブを中心としたアウトボクシングで試合を進め、5回に右で倒し、8回終了後にハマー・コーナーからタオルが投入され、8回TKO勝ちを収めた。

試合後にリング上でマイクを握りマーク・コーンの「Walking in Memphis」を歌った。

この試合から父親が刑務所から仮出所してチームに復帰した。

2015年6月15日、交通違反の件で裁判所に出廷を命じられるも、フューリーが出廷を拒んだため逮捕されてしまい週末を留置場で過ごし、罰金と2ヵ月間の運転免許剥奪処分を科せられた。

2015年9月24日、ウラジミール・クリチコと同年10月24日に対戦予定だったが、オーストリアでキャンプ中のクリチコが同年に左足を負傷し、MRI検査の結果、左ふくらはぎの部分断裂が確認された為、試合は延期となった。

 

クリチコ

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2015年11月28日、当初は同年10月24日に予定されていたがクリチコの負傷で延期となっていた試合を、デュッセルドルフエスプリ・アレーナWBAスーパーIBFWBO世界ヘビー級王者ウラジミール・クリチコと行い、12回3-0(2者が115-112、116-111)の判定勝ちを収めWBAスーパー王座、IBF王座、WBO王座、IBO王座獲得に成功した。

勝利を告げられるとフューリーはリング上で涙を流しながら喜びを語ってからマイクを握り、エアロスミスの「ミス・ア・シング」を熱唱した。

試合前の記者会見でフューリーは独自のバットマンコスプレで登場し、悪役を退治する寸劇を披露して、同席していたクリチコが思わず苦笑いを見せるなど会見を盛り上げていた。

 

IBF王座剥奪

2015年12月8日、IBFはフューリーがビャチェスラフ・グラスコフとの指名試合に応じなかった為、フューリーからIBF世界ヘビー級王座を剥奪した。

2016年5月1日、フューリーが「これが俺の最高の闘いになる。そして100%引退する」と自身のツイッターで7月9日のウラジーミル・クリチコとの再戦を最後に現役引退することを発表。

2016年6月26日、イギリスのタブロイド紙のミラーが、フューリーと従兄弟のヒューイ・フューリーが2015年2月から3月の間に採取された尿サンプルから禁止薬物のナンドロロンの陽性反応が検出され、ドーピング違反が発覚したと報じる。

フューリーのプロモーターであるヘネシー・スポーツは「サンデー・ミラー紙の報道に困惑している」と声明を発表し、疑惑を完全否定した。

2016年7月9日、マンチェスター・アリーナWBA世界ヘビー級2位でWBO世界ヘビー級2位のウラジミール・クリチコと再戦する予定だったが、フューリーがロードワーク中に足首を捻挫した為延期になった。

2016年8月17日、日程を再延期してウラジミール・クリチコと再戦する交渉が進められていたが、クリチコが、「フューリー陣営はサインした契約の条件の変更を何度も要求していて、それは果てしなく続いている。自分の権利の保護と再戦実現のために裁判に訴えるつもりだ」と、タイソン陣営の態度に不満を抱き、怒りが抑えきれない様子を動画にして投稿した。

その後、法廷闘争等は無く、クリチコとの再戦が同年10月29日に挙行されることが9月7日に正式に発表された。

2016年9月12日、ロンドンで行われた試合記者会見をフューリーは車が故障して携帯電話のバッテリーが切れたとして欠席。

会見に出席したクリチコは「10月に再戦が実現しなくても待ち続ける」と再戦が実現するまで待ち続けると述べた。

また、フューリーのドーピング違反の聴聞会がクリチコとの再戦が終了した11月4日に開かれることが明らかにされた。

2016年9月23日、フューリー陣営が、フューリーに「戦うには健康上の問題がある」として同年10月29日にマンチェスターで予定されていたクリチコ戦の再延期を発表した。

フューリーの関係者は、フューリーは双極性障害であるとしていたが、のちにフューリー本人も双極性障害であることを告白した。

2016年9月30日、ボランティア・アンチ・ドーピング機関(VADA)が同年8月22日に行っていた抜き打ち検査でフューリーからコカインの陽性反応が検出されていたことが判明した。

2016年10月3日、フューリーが自身のツイッターで「ボクシングは俺がやってきたことの中で、最も悲しいことだ。糞の山だらけだ。俺は最も偉大な男であり、引退する、だから性器でもしゃぶっとけよ。じゃあな幸せに」と引退を発表、メディアでも一斉に報道されるが、3時間後に再び自身のツイッターで「ハッハハハ、お前らそんな簡単に俺を追い払えると思ったか!!!俺はここに留まるぞ。最も偉大な男がメディアの連中がどんなものか見せてやったまでだ。チェッ、チェッ」、「回復次第、俺のものであるヘビー級王座防衛戦をやるつもりだ」と引退するつもりはなく王座を防衛すると投稿した。

 

WBOWBA王座返上

2016年10月12日、ナンドロロンとコカインの陽性反応が検出されたトーピング問題、および自身の精神的健康問題による度重なるクリチコ戦のキャンセルで、王座を剥奪されることが既定路線だったフューリーはWBA王座並びにWBO王座、IBO王座を返上した。

2016年10月13日、英国ボクシング管理委員会がドーピング問題の調査結果が出るまでフューリーのボクシング資格を停止することを発表した。

2017年3月7日、フューリーが自身のツイッターで5月13日にリング復帰をすると発表するが、英国ボクシング管理委員会は聴聞会が開かれドーピング問題が解決するまではフューリーは資格停止中であると声明を発表した。

また、フューリーが英国ボクシング管理委員会が資格停止処分を解除しないのであれば、アイルランドでボクシングライセンスを取得すると示唆したことについて、アイルランドボクシング連盟も英国ボクシング管理委員会の決定を尊重してフューリーにライセンスを発行するつもりは無いとの意向を表明した。

2017年7月21日、自身の公式インスタグラムで「全てのファンと、私を信じて支えてくれた人に感謝したい。これで終わりだ」とつづり引退を表明した。

 

ドーピング失格処分

2017年12月12日、フューリーが、2015年2月に禁止薬物のアナボリックステロイドの一種であるナンドロロンの陽性反応が検出されていたことに対して、イギリスアンチ・ドーピング機関(UKAD)が下した2年間の資格停止処分を受け入れた。

2018年2月1日、リング誌ヘビー級王座を剥奪された。

2018年6月9日、2年7か月ぶりに試合を行い、セフェル・セフェリが3回終了後に試合を放棄したためTKO勝利を収めた。

 

ワイルダー 第一戦

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2018年12月1日、ロサンゼルスステイプルズ・センターWBC世界ヘビー級王者のデオンテイ・ワイルダーと対戦し、12回1-1の判定で引分となった。

この試合でフューリーは300万ドル(約3億2千万円)、ワイルダーは400万ドル(約4億3千万円)のファイトマネーを稼いだ。

2019年2月、ボブ・アラム主宰のトップランク社及びアメリカのスポーツ専門チャンネルESPNと契約した。

2019年9月14日、ラスベガスT-モバイル・アリーナでオット・ワリンと対戦し、フューリーは3回にもらった左フックで右目尻を47針も縫うほどの大きな裂傷を負い、大出血するも、12回判定勝ちを収め、WBCがこの試合のために特別に作成したマヤ王座の獲得に成功した。

この試合で、フューリーは100万ドル(約1億円)、ワリンは25万ドル(約2700万円)のファイトマネーを稼いだ。

 

ワイルダー 第二戦

2020年2月22日、ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナWBC世界ヘビー級王者のデオンテイ・ワイルダーと再戦。

3回と5回にダウンを奪うなどワイルダーを圧倒、7回にパンチの連打を打ち込むとワイルダー陣営のセコンドからタオルが投げ込まれレフェリーが試合をストップ。

フューリーが7回TKO勝ちで、WBC王座を獲得した。

フューリーは試合後リング上でマイクを握り、ドン・マクリーンの「アメリカン・パイ」を歌った。

この試合のファイトマネーはフューリー、ワイルダー共に500万ドル(約5億2千万円)で、それにペイ・パー・ビューの売上げ等の興行収入からの歩合を加えた2500万ドル(約26億円)の報酬が保障されていた。

しかし、ペイ・パー・ビューの売上げが75万件~85万件しか売れず、黒字の目安となる損益分岐点の110万件~120万件を大幅に下回ったことで赤字興行になったとYahooスポーツやボクシング・シーンなどが報じた。

2020年3月1日、第2戦目の契約で試合の敗者が決定権を持ち、報酬の取り分を第2戦目で受け取った50-50から第3戦目に受け取る取り分を40-60に引き下げることを受け入れる事で、第3戦目をダイレクトリマッチで要求できる権利が与えられる契約が結ばれていたが、敗者のワイルダーが正式に契約の再戦条項を行使したことが報じられた。

2020年3月22日、フューリーが2008年のプロデビュー戦から2018年にフランク・ウォーレンと契約を交わすまでのプロモーターだったミック・ヘネシーが、契約違反があったとしてフューリーを訴えていた裁判で、フューリーがヘネシーに150万ポンド(約2億円)を支払うことで和解に達した。

2020年7月18日、ワイルダーと第3戦目を行うことが決まっていたが新型コロナウイルス感染拡大の影響とワイルダーが負傷したために試合延期になった。

2020年10月中旬、ワイルダーと第3戦目を12月19日に行う予定だったが、NFLカレッジフットボールとの試合日程が重なった上に、新型コロナウイルス感染拡大の影響でラスベガスの会場に観客を入れられる状況ではなかったため、試合のさらなる延期を打診されるが、フューリーは、ワイルダーが行使した再戦条項の有効期限が切れ第3戦目を行う義務が無くなったと主張して、試合延期の打診を断った。

2020年11月10日、ワイルダーのマネージャーであるシェリー・フィンケルが、ワイルダー陣営は第3戦目の再戦条項は有効であると信じているため、調停による解決を図り、それで解決しない場合には拘束力のある仲裁に訴える予定だと表明した。

2020年11月15日、アギト・カバイェルを有力対戦候補とし、同年12月15日にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで試合を行う予定だったが、資金不足から中止になったことが発表された。

フューリーのプロモーターであるフランク・ウォーレンは、次戦は2021年にアンソニー・ジョシュアとの対戦を目指す予定だとしたが、アメリカでの調停および仲裁の結果次第ではワイルダーとの第3戦目が行われる可能性もあるとした。

2021年3月15日、日程と開催地が未定ながら、フューリーとアンソニー・ジョシュアが試合の条件に合意しサインをして2試合契約が締結されたと報じられた。

2021年5月16日、フューリーがツイッターに「大発表だ。フューリー対ジョシュアを8月14日にサウジアラビアで開催する」とジョシュアとの統一戦が8月14日にサウジアラビアで決定したと投稿した。

しかし5月18日にワイルダー陣営がアメリカで提訴していた仲裁で、第3戦目の再戦条項は有効でフューリーは次の試合でワイルダーと対戦しなければならないと裁定が下されたことで、フューリーvsジョシュアは白紙になった。

2021年7月8日、フューリーのトレーニングキャンプで新型コロナウイルス集団感染が発生し、フューリーを含めたチーム内で7人以上が感染したことが発表され、7月24日に決定していたワイルダーとの第3戦が延期された。

フューリーは2回接種が必要な新型コロナウイルス感染症ワクチンを1回しか接種していなかった。

 

ワイルダー 第三戦

2021年10月9日、約1年7カ月ぶりの試合をラスベガスのT-モバイル・アリーナにてデオンテイ・ワイルダーとダイレクトリマッチで第3戦目を行い、ダウンを奪い合う激戦を制し、11回KO勝ちで王座防衛に成功した。

試合後にリング上でマイクを握りマーク・コーンの「Walking in Memphis(Vegas)」を歌い、また試合前日の公開計量では、自ら参戦経験もあるWWEのプロレスラー、ジ・アンダーテイカーの帽子を着用して登場し、アンダーテイカーの決め台詞「レスト・イン・ピース(安らかに眠れ)」をワイルダーに向けて言い放っていた。

 

エピソード

 

  • 「俺はボクシングが嫌いだ。ただ、自分があきれるくらいボクシングが強くて、めちゃくちゃ稼げるから、やめられないだけだ」「俺は1秒たりともボクシングが好きだと思ったことはないし、ボクサーじゃなければよかったと思ってる」などボクシング嫌いを公言している。

 

  • デオンテイ・ワイルダーとの再戦へ向けてのインタビューでは、テストステロンを高めるために1日に7回マスターベーションをしているや、顎を強化するためにクンニリングスをトレーニングに取り入れている、拳を強化するために1日5分間ガソリンに浸している、試合が終わったらコカインと売春婦を好きなだけやる、と語っている。自身のうつ病についても、トレーニングが休みになる日曜日には毎週自殺願望に苦しめられていて、トレーニングをやめたら1年以内に死んでしまうだろうと語っている。

 

  • スパーリング・パートナーにキックボクサーを招聘する事が多く、K-1GLORYで活躍するリコ・ベホーベンダニエル・ギタベンジャミン・アデグバイらとスパーリングしている。ウラジミール・クリチコ戦の前のトレーニングキャンプでもスパーリング・パートナーの大半をキックボクサーが占めた事について、叔父でトレーナーのピーター・フューリーはタブロイド紙のミラーの取材に対し、「キックボクシングはラウンド数が短いため、爆発力があって力強く、強烈な蹴りに耐えられるタフさもある。それにボクサーと違ってキックボクサー達は愚痴もこぼさず真面目に練習とスパーをこなしてくれる」とコメントしている。キックボクサーの中でもリコ・ベホーベンの実力を高く評価しており、「リコとのスパーリングでテンプルにパンチをくらって2度もカットしてしまった」「リコはキック界においてもGLORYでトップファイターだが、プロボクシングに転向しても1~2年で簡単にトップになれる」と絶賛している。

 

最後に

今回はボクシング史上最強の変人などとも呼ばれながら歴代最強ヘビー級ボクサーとも呼ばれているタイソン・フューリーについてまとめてみました。

ワイルダーとのバチバチの関係も見ていて非常に楽しめましたよね。

ディリアン・ホワイトとの試合が決まったみたいなので楽しみです。

 

 

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最後まで読んでいただきありがとうございます。

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