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寺地拳四朗vs矢吹正道のバッティング騒動って何?分かりやすく解説!!

寺地拳四朗vs矢吹正道のWBC世界ライトフライ級タイトルマッチが9月22日に行われた。

結果は矢吹選手の10回2分59秒TKOで下し、新チャンピオンとなった。

しかし第9ラウンドに拳四朗選手が右目上をカットしたシーンで、試合では矢吹の有効打とされたにもかかわらず、ネット上ではバッティングではないかと騒ぎとなった。

それにともない寺地陣営から故意のバッティングではないかと質問状が送付されたが、JBCは故意ではないと回答。

しかしネットでは故意によるバッティングだ!と批判の嵐である、今回の騒動を私なりに分かりやすく解説して行きたいと思う。

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両選手のプロフィール

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寺地拳四朗

通称:The Amazing Boy

階級:ライトフライ級

身長:164.1cm

リーチ:162.2cm

国籍:日本🇯🇵

年齢:29歳

出身:京都

スタイル:オーソドックスのファイター

 

戦績

マチュア:74戦58勝(20KO)16敗

プロ:19戦18勝(10KO)1敗

 

獲得タイトル

WBCユースライトフライ級王座(防衛0=返上)

第39代日本ライトフライ級王座(防衛2=返上)

第35代OPBF東洋太平洋ライトフライ級王座(防衛1=返上)

WBC世界ライトフライ級王座(防衛8)

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矢吹正道

階級:ライトフライ級

身長:165cm

国籍:日本🇯🇵

年齢:29歳

出身:三重県

スタイル:オーソドックスのファイター

 

戦績

プロ:16戦13勝3敗(12KO)

 

獲得タイトル

2016年度西日本フライ級新人王

2019年度日本ライトフライ級最強挑戦者第

43代日本ライトフライ級王者(防衛1=返上)

WBC世界ライトフライ級王座(防衛0)

 

バッティングとわ?

ボクシングは、基本的に両手の拳を使った攻撃のみが許されています。

故意に頭、肩、前膝、肘で相手を攻撃することは反則です。

これを「バッティング」といいます。

ボクサーの瞼(まぶた)の上が切れてしまっているのを見かけたことがあると思います。

それは大半がバッティングによるものです。

拳で攻撃しても、拳を握らない状態での攻撃や、手の側面での攻撃も反則。

拳を握らないでの攻撃をオープンブロー、グローブの内側での攻撃を「インサイドブロー」といいます。

問題のシーンを見てみよう

www.youtube.com

動画を見た感想

こちらが問題視されているシーンです。

ファイター同志ではよく頭と頭がぶつかることはあります、問題はわざとかわざとじゃないかが問題になってきます。

もちろん矢吹陣営は「故意ではない」と主張し。

拳四朗陣営のは故意のバッティング」と主張しています。

 

僕なりの感想

やはり問題はたくさんあると思います。

一番はレフェリーの注意不足、次に拳四朗陣営のその場でのアピールがもう少しあってもよかったんじゃないかなと思います、もちろん故意じゃなくてもバッティングにならないようにすることも大切ですよね。

正直レフェリーも動き回りますので角度的に見えなかったかもしれませんが一戦一戦が大事なプロの世界で見えなかったから仕方ないと言われると少し悲しいですよね。

再戦わ?

寺地拳四朗の所属ジムの寺地永(ひさし)会長、矢吹正道の所属ジムの松尾敏郎会長、同戦のプロモーターを務めた真正ジム山下正人会長が15日、大阪市内のホテルで会見。WBCから再戦命令が来たことについて両陣営と合意の上、再戦を行うことを発表した。

 

拳四朗選手は具志堅用高の持つ13連続防衛の日本記録更新という目標は断たれたが、「いろいろ選択肢が増え、新しいチャレンジができるのでワクワクしている」と前向き。複数階級制覇なども視野に入れながら「今はリベンジしたい気持ち。次の試合に勝たないと何も始まらない」とやる気は満々のようだ。

 

矢吹選手は全て向こうの思い通りにことが運んでいるのが気にくわない。拳四朗陣営がWBCに圧力をかけているみたいで、それでリマッチが認められた。バッティングによる傷が理由で試合を止められたなら分かるけど、バッティングと試合結果は関係ない。向こうのお父さんが会見を開いたりして、それがジワジワ効いてJBCやWBCも動かざるを得なくなったんじゃないか。とあまり乗り気ではないようだ。

まとめ

僕なりに平等な視点で言わせていただくと拳四朗選手の防衛記録は止まってしまったことは残念ではある。

次こそはお互い正々堂々と拳の殴り合いで誰がどう見ても勝った方が強かった!と言えるような試合をしてもらいた。

ちなみの前回の試合騒動で注目はされていませんがファイター同志の殴り合いがとても見応えがあって面白いのでよかったら見てくださいね!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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