【ボクシング】プロ•アマチュアの違いわ?分かりやすく解説!!
どのスポーツにもアマチュア•プロ選手がいますよね。
ボクシングにも存在します、詳しくない人からしたら「プロの下にアマチュア選手がいるんでしょ?」と思うかもしれませんがボクシングに限っては違います。
「じゃープロとアマの違いはなんなの?」と言う疑問を分かりやすく解説していきたいと思います。
プロとアマチュアの違い
最初にちょー簡単に言っちゃうとグローブをつけて殴り合うことに変わりはありません。
しかし、勝敗の付け方やラウンド数やグローブのサイズや運営団体が違います。
勝敗の付け方
アマチュアは、ジャッジ5人のうち3人が有効打と判定したら1点となり、点数の多い方が勝者となります。
なので、有効打と認められれば、パンチが弱くても1点、強くても1点、ダウンを取っても1点になります。
ラウンド数も3ラウンドと少ないので、1ラウンド目からガンガン手を出して戦うところがアマチュアボクシングの魅力ですね!
一方、プロでは、団体によって少し違いますが、ラウンド毎に勝っていた方に10点、劣っていた方に9点、ダウンしたら8点など、減点方式となります。
ラウンド数も長いので、最初は見あって後半にバチバチの殴り合いが魅力ですよね。
あと減点方式なので積極的にダウンを取りに行くので見応えがあります。
ラウンド数
アマチュアは3ラウンド。
プロはC級…3分/4ラウンド、B級…3分/6ラウンド、A級…3分/8~12ラウンド。
ちなみにプロのライセンスは、C級ライセンスで4勝するとB級ライセンスへ。B級ライセンスで2勝するとA級ライセンスへ昇格します。
テレビ等で見るボクサーは基本的にA級ライセンスを持った人たちです。
特例
アマチュアの特に国際大会でより顕著な実績を持つ選手がB級テストで合格した上で申請が通れば特例として飛び級でA級ライセンスを取得出来る場合もあり井上尚弥(アマチュア7冠)などがA級デビューを果たしている。また、ロンドン五輪金メダリストの村田諒太については史上初となるA級プロテストとして行われた(ただしデビューは6回戦)。
グローブ
アマチュアはジュニアが10・12オンス、シニア10オンス。
プロは軽・中量級8オンス、中重量級以上10オンス。
グローブのオンス等をまとめた記事🔻
服装
アマチュアはランニングシャツを着て、赤か青の規定のユニフォームを着用します。
アマチュアボクシングの選手が着用して良いトランクスの長さについては、「腿の半分くらいあるトランクス」と規定されています。
なお女子の場合は少しルールが異なり、ランニングシャツではなくTシャツまたはノースリーブシャツを着用することが定められています。
ランニングシャツ(女子の場合はTシャツまたはノースリーブシャツ)は、トランクスと同様に清潔である必要があります。過度な模様が描かれている派手なものや赤系統のものは審判により「ふさわしくない」とみなされる場合があります。
🔻こー言ったものになりオリンピックとか見てたらみんな着てますよね。
![]() |
価格:5,899円 |
![]() |
【ウイニング・Winning】ボクシングトランクス レギュラータイプ サイド1本ライン M・L・LL F-5(F5) ボクシングパンツ ボクシングショーツ ウィニング 価格:8,550円 |
プロは上半身は裸と決まりがあり、トランクスについて細かな規定は無く、極端に長すぎなければ基本的にはどんなトランクスでも許可される傾向があります。プロの場合は後援会から贈られたものである場合や、スポンサーの企業名が刺繍されている場合などもあるため、厳密にルールとしては定めにくいという点があるようです。
昔は裾の短いものが多用されていましたが、近年では腿を大きく隠す長めのものが好まれる傾向があり、動きやすさを意識してか大きなスリットが入ったものが主流です。一応は観客から選手の見分けが付きやすいといった目的で、赤コーナー側(ランキング上位側)ならば赤っぽい色、青コーナー側(ランキング下位側)ならば青っぽい色が好ましい、と定めるプロ団体もあるようですが、最終的にはボクサーの好みを優先し、厳密に定めてはいません。
運営団体
アマチュアはJABF(日本ボクシング連盟)、AIBA(国際ボクシング協会)
日本人同士でやる場合はJABF(国体など)世界の人とやる場合はAIBA(オリンピックなど)
と思ってもらえれば大丈夫です。
プロはJPBA(日本ボクシング協会)、JBC(日本ボクシングコミッション)、WBA(世界ボクシング協会)、WBC(世界ボクシング評議会)、IBF(国際ボクシング連盟)、WBO(世界ボクシング機構)
このWBCとかWBA、あるいはIBF、WBOとは何のこと?この4つはいずれも世界的な統括団体で、もとを辿ればWBA(世界ボクシング協会)に行きつくのである。
そもそも、こうしたタイトル認定団体はWBAの前身であるNBA(全米ボクシング協会)に端を発する。1921年、米国内の体育協会の集合体として活動を開始したNBAは、62年にWBAに改称。次いで73年、もともとは中南米や欧州などを中心にしたWBAの一諮問機関だったWBCが、米国偏重のWBAに対抗するかたちで独立。WBC(世界ボクシング評議会)は少しずつ勢力を拡大し、やがて親団体であるWBAをもしのぐほどにテリトリーを広げ、今や161の加盟国を抱えるまでになった。
IBF(国際ボクシング連盟)は83年、WBA、WBCが米国軽視の傾向にあるとして組織されたUSBAI(全米ボクシング協会国際部)が母体となって設立された。その年のWBA会長選で敗れたロバート・リー氏がボブ・アラム、ドン・キングといった大物プロモーターの支持を受けて初代会長に就任。
最も新しいWBO(世界ボクシング機構)は88年、やはりWBAの会長選挙がらみでカリブ地域の不満分子が分裂するかたちで発足した。設立当初は弱小団体の印象をぬぐえなかったが、90年代半ばに入ってオスカー・デラ・ホーヤやナジーム・ハメドらの活躍で急激に認知度をアップさせることに成功した。
引用サイト🔻
主要4団体&ルール|エキサイトマッチ~世界プロボクシング|スポーツ | WOWOWオンライン
やっぱりアマチュアよりプロの方が強いの?
アマチュアは3Rで加点方式、プロは3Rより長く減点方式なので正直同じ競技のようで全く違う競技ですのでどっちが強いかはわからないです。
実際帝王の異名を持つロマチェンコ選手はアマ時代から天才と呼ばれ、396勝1敗の驚異的な戦績を残し北京五輪フェザー級、ロンドン五輪ライト級で金メダルを獲得したがプロ2戦目でWBO世界フェザー級王者サリドに挑んだが判定負けしている。
僕の勝手な考えですがアマ選手はディフェンスがめちゃくちゃ上手で、正直倒しに行くよりかはポイントを少しでも取り少しでも取られないように動きます。
しかしプロでその動きをすると見ている方は面白くないですよねプロの世界は倒してナンボの世界であり人気者が色んな意味で勝つ世界ですのではっきり言ってどっちが強いのかは分からない!ですww
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ざっとまとめると上の服着て戦ってるのがアマチュア選手、上半身裸なのがプロの選手ですねw
実際今世界で活躍しているプロボクサーは基本的にアマチュアを経験しています。
日本では内藤大助選手のようにいきなりプロで世界チャンピオンになることもたまにあるのですが海外では基本的にアマチュア時代の成績が良い選手がプロモータに拾われてプロになるパターンが一般的です。
あとアマチュア選手はオリンピック等で勝ってもお金にはならないのでバケモノ級に強い選手はプロに移行しなきゃもったいないので基本的に移行します。
他にも格闘技つついての記事上げてますので読んでくれると嬉しいです。